3年に一度の現代アートのイベント、『瀬戸内国際芸術祭2022』がついに開幕しましたね!
早速、直島・犬島をめぐってきたので、今回はそのレポートです。
これから直島をめぐろうと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください!
直島は芸術祭期間外でもアートが楽しめるので、今後の旅先の候補としてもおすすめですよ。
コンテンツ
1日堪能したかったので、朝イチの電車で出発!
宇野駅の駅舎や港の周辺にも作品があるので、フェリーの時間までのんびりと。
宇野港から直島までは20分ほどで到着!
有名な草間彌生の赤かぼちゃを見たり、レンタル自転車を借りたり。
地中美術館・李禹煥美術館・ベネッセハウス ミュージアムなど、見どころが沢山です!お昼もこのエリアで。
家プロジェクトという古民家を活かしたアート作品を鑑賞。
宮浦港には海の駅「なおしま」があるので、ばらまき土産はここで調達!
暗くなる前に直島にさようなら。
19時には岡山駅に着くので、明日の鑑賞に備えます。
岡山駅を起点に直島にいくためには、まずは宇野港の最寄りの宇野駅へ電車で移動する必要があります。
今回は直島をゆっくり見たかったので、朝イチの電車で出発しました。
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宇野みなと線で終点の宇野駅まで、1時間ほどの旅路です。
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7番線はどこだろうと思っていたら、8番線の一番先頭側、そのさらに奥につながっていました。
普段、東京の電車しか乗っていない感覚からするとびっくりです。
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JR 宇野駅に到着。
宇野港までは徒歩5分ほどですが、駅舎や宇野港周辺にもアート作品があり、散策していても楽しめます。
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宇野港のすぐ近くにある魚のオブジェ作品 <宇野のチヌ> 。近づいてみると日用品などを寄せ集めて作られていることがわかります。
宇野港の周辺で採取したゴミや、不要品を集めてつくったのだとか。
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フェリーの時間になったので、船に乗り込みます。20分ほどで直島の宮浦港に着きます。
チケットは近くの施設の窓口で現金で購入しました。繁忙期は早めに行って、購入しておくのがいいと思います。
フェリーの時間は、四国汽船のHPで確認できます。
![さいむら](https://saimura.net/wp-content/uploads/2020/11/colored_edited-e1606555379416.png)
瀬戸内国際芸術祭の会期中は臨時ダイヤになっていることもあるので、必ず事前にチェックしてください。
すぐに宮浦港へ到着しました。
直島には、島の反対側に本村港という港もあるので、注意しましょう。
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宮浦港では、草間彌生の<赤かぼちゃ>が出迎えてくれます。
中に入ることができるので、お子さまたちも大はしゃぎでした笑
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宮浦港の近くにある巨大な作品 <直島パヴィリオン> 。夜間にはライトアップされるそうなので、夜まで時間がある方はぜひ夜の姿もチェックしてみてください!
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「おうぎや」さんで事前にインターネット予約をしていたレンタル自転車を受け取ります。
直島は比較的小さな島なので、自転車や車があれば1日で回り切ることができますよ。
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私は普段から運動をしているので6段変速自転車にしましたが、起伏のある島なので、体力に自信がない方は電動自転車や電動バイクを借りるのがおすすめです。
宮ノ浦エリアから自転車で20分弱で地中美術館の入り口に到着です。
そこから少し坂を下ったところにあるチケットセンターで、事前予約していたチケットを発券をしたら、いよいよ地中美術館へ向かいます!
![さいむら](https://saimura.net/wp-content/uploads/2020/11/colored_edited-e1606555379416.png)
地中美術館は完全予約制の美術館です。必ず事前に予約をするようにしてください。早く着いてしまった場合でも、空きが無い限りは予約した時間よりも先に入場することはできないので、しっかりと予定を立てましょう。
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地中美術館の内部は写真NGなので、入り口だけ。
これだけでも設計した建築家・安藤忠雄のテイストが感じられます。
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地中美術館の中にある地中カフェでランチをいただきました。
地中海の美しい風景を眺めながらのご飯は最高でした!
![さいむら](https://saimura.net/wp-content/uploads/2020/11/colored_edited-e1606555379416.png)
カフェで飲食をしない場合でも、屋外スペースへ出ることはできるので、ぜひ解放された空間で瀬戸内の自然を体感してください!
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地中美術館から徒歩で10分弱の距離にある李禹煥美術館。
韓国出身で、「もの派」と評される李禹煥の絵画・彫刻を見ることができます。
美術館の外の庭にも作品が展示されており、それを見るだけでも十分に楽しむことができます。
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李禹煥美術館のすぐ近くには、谷間の庭園のような空間があり、 ヴァレーギャラリーがあります。
2022年に新しくオープンしたギャラリーで、安藤忠雄の設計による建築と草間彌生、小沢剛による作品を見ることができます。
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李禹煥美術館からさらに歩いた先にあるのが、ベネッセハウス ミュージアム。
絵画や写真、彫刻、インスタレーションなど、さまざまなジャンルの作品が収蔵されています。
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この建物も安藤忠雄による設計で、島の高台から瀬戸内の自然を望むことができる素敵な空間でした。
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ミュージアムを出て坂を下った先には海沿いに広がる芝生があり、ここにも可愛らしい作品が点在しています。
ベンチも設置されているので、お子さん連れには休憩に最適な場所だと思います。
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このエリアには本来は草間彌生による有名な黄色いかぼちゃのオブジェ<南瓜>が展示されているのですが、悪天候で破損してしまったため、2022年4月現在では展示されていませんでした。
ベネッセハウスエリアを後にして、島の東側の本村エリアへ向かいます。
自転車で15分ほどの道のりですが、下り坂が多かったのでらくらくでした。
かなり日差しが強い日だったのもあり、本村の作品鑑賞の前にフランコイルというカフェで休憩です。
作品が集まるエリアのすぐ近くにあるお店で、自家焙煎のコーヒーで作ったアフォガードをいただきました。
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![さいむら](https://saimura.net/wp-content/uploads/2020/11/colored_edited-e1606555379416.png)
サイクリングで消耗した身体も、とろける甘さで回復です!
本村エリアには、家プロジェクトと呼ばれる作品が多く集まっています。
家プロジェクトとは、直島に元からある家屋などをそのまま利用して、建物の空間そのものを作品として展示するものです。
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宮島達男の代名詞ともいえるデジタルカウンターが、古民家の中に張られた水中で時を刻みます。
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元々の建物の原型はきちんと残しつつ、内壁や庭などの細部まで各アーティストの個性が反映されていました。
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建築家の三分一博志によるThe Naoshima Planシリーズもこのエリアに。
瀬戸内海に浮かぶ直島の太陽や風、水といった自然に着目し、その大切さを建築に反映させた空間です。
家の敷地内に地下水が湧いており、「水」と共に生活できる設計がされていました。
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本村エリアは16時で鑑賞時間が終わる作品が多いので、午後に回る場合は時間に気をつけましょう。
帰りのフェリーも宮浦港からなので、自転車で宮ノ浦へ戻ります。
傾く太陽を見ながら、比較的緩やかな道を15分ほどのサイクリングでした。
フェリーの出発時間まで余裕があったので、海の駅「なおしま」でお土産を買いつつ、時間を潰します。
島の移動は身軽な方がいいので、このタイミングで買い物ができるのはとても良かったです。
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帰りは来た時と真逆のルートで、宇野港→宇野駅→岡山駅へと戻ります。
ちょうど乗り継ぎがよく、19時に岡山駅へ戻ってくることができました。
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朝イチで出発したおかげで、たくさんの作品を楽しむことができました。直島には宿泊施設もあるので、今度はゆっくり泊まってみたいなと思います。
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