「アートは大人の教養として必要だ!」
最近、ビジネスやメディアの現場でこう言われることが増え、私もアートを学ぶことの重要性を強く感じています。
とはいえ、これまでアートにあまり馴染みがない人にとっては、

・アートの本が多すぎてどれから手をつけて良いのやら…
・入門書を読んでみたけど、なんちゃら派とかカタカナ用語ばかりで眠くなる…
という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、美術検定などの資格勉強を通じて数多くのアート本を読んできた私が、「専門知識がなくても楽しく読めるアート本」を厳選して6冊ご紹介します。
教科書のような堅苦しいものは避けて選んでみました。
まずは、「今のあなたに一番合う本」がひと目でわかる比較チャートをご覧ください。
| ジャンル | 本のタイトル | こんな人におすすめ |
|---|---|---|
| 思考法 | 13歳からのアート思考 | 常識にとらわれない発想が欲しい |
| ビジネス | 世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? | 仕事に活きる教養を身につけたい |
| エンタメ | ヘンタイ美術館 | 笑いながらアートを楽しみたい |
| ミステリー | 怖い絵 | 歴史のドロドロした話が好き |
| 図解・基礎 | いちばん親切な西洋美術史 | 活字よりもイラストで学びたい |
| 鑑賞術 | 東京藝大で教わる西洋美術の見かた 基礎から身につく「大人の教養」 | 美術館での「見方」を知りたい |
コンテンツ

・「アート=美しい絵を描くこと」という誤解を解いてくれる
・専門用語なしで、子供から大人まで読みやすい
・Audible(聴く読書)にも対応しているので通勤中にも最適
20世紀の有名なアート作品6作を使って、固定観念にとらわれない「自分なりの視点」を見つけるヒントをくれる大ベストセラーです。
解説の合間に実践パートが設けられており、実際に手を動かして考えることで、自分ごととして「アート思考」を体験できます。
「自分なりの答え」を出す力は、13歳だけでなく、変化の激しい時代を生きる大人にこそ必要だと感じました。
💡 読書が苦手な人は「耳」から
この本はAmazonのAudible(オーディブル)に対応しています。30日間の無料体験を使えば、実質無料でこの本を「聴く」ことができます。移動時間を勉強時間に変えたい方に特におすすめです。
・ビジネス書大賞を受賞した、ビジネスパーソン必読の一冊
・なぜ今、論理的思考(ロジック)だけでは勝てないのかが分かる
・直感と感性を磨くことが、仕事の成果にどう直結するかを解説
「ビジネスにアートなんて関係ない」と思っている方にこそ読んでほしい一冊です。
著者の山口周氏は、複雑化した現代社会において、従来の「正解を探す」アプローチには限界があり、「美意識(真・善・美)」という判断基準が重要になると説いています。
美術館に行くことが、単なる趣味ではなく「ビジネススキルを磨くトレーニング」に変わる、目からウロコの本でした。

私自身、アートを勉強し始めたときに出会いたかったなという一冊です。

・誰が一番「ヘンタイ」かを語る、斬新すぎる切り口
・美術評論家 山田五郎氏の軽妙な語り口で、スラスラ読める
・対話形式で書かれているので、スラスラ読みやすい!
テレビでおなじみの美術評論家・山田五郎さんが、巨匠たちのこだわりが強すぎる「キャラクター性(=ヘンタイ)」を解説する一冊です。
ミケランジェロを「筋肉フェチのワーカホリック」と呼ぶなど、教科書では教えてくれないエピソードが満載。「高尚な芸術家」というイメージが壊れ、親近感が湧くこと間違いなしです。
💡 スマホが美術館ガイドに
この本はKindleなどの電子書籍版で購入するのがおすすめです。スマホやタブレットで作品図版を拡大して見られるので、実際の美術館に行ったときのガイドブック代わりにもなります。

電子書籍版だとカラーの絵画も見られるのでおすすめです!
・絵画に込められた恐ろしくドラマチックなストーリーを解説
・ただ「絵を観る」だけではなく「考える」楽しさを教えてくれる一冊
・文庫版も出ており、手軽にシリーズを揃えられる
『怖い絵』は、西洋絵画に隠された「恐怖」のストーリーを通じてアート鑑賞の魅力を伝えてくれる本です。
22作の絵画を取り上げ、絵画を観るだけではわからない歴史的な背景やシチュエーションを解説しています。
隠されていたストーリーを知って初めて感じる恐怖と好奇心の高ぶりは、今までにない新しいアート鑑賞体験となること間違いなし。
筆者の中野京子の文体も本書の魅力のひとつで、詩的な解説は読み応え満点です。

2017年には上野の森美術館でこの本をテーマにした展覧会が開かれたほど、根強い人気のある一冊です。

・豊富なイラスト図解で、活字が苦手でも直感的にわかる
・美術史の大きな流れを、短時間で「サクッと」把握できる
・美術館に行く前の予習用テキストとして最適
「カタカナの用語や人名が覚えられない…」という方には、この本が最強の味方です。
文章中心ではなく、わかりやすいイラストと図解で構成されているため、パラパラとめくるだけで美術史の全体像が頭に入ってきます。
特定のアーティストを深く知る前に、まずはこの本で「美術の地図」を手に入れると、その後の学習が圧倒的に楽になります。
・知識ではなく「どう見ればいいか(鑑賞スキル)」が身につく
・東京藝大の授業を受けているような、アカデミックかつ平易な解説
・作品に隠された「意味」や「ルール」が読み解けるようになる
「美術館に行っても、きれいだなー、で終わってしまう…」という悩みを解決してくれる本です。
西洋美術には、知っている人だけがわかる「お約束(ルール)」があります。それを知るだけで、絵画は「見るもの」から「読むもの」へと変わります。
著者は東京藝術大学の佐藤直樹教授。権威ある先生の教えを、自宅で手軽に学べる贅沢な一冊です。
今回は、アート初心者でも挫折せずに楽しめるおすすめ本を6冊ご紹介しました。
- 『「自分だけの答え」が見つかる 13歳からのアート思考』
- 『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』
- 『ヘンタイ美術館』
- 『怖い絵』
- 『いちばん親切な西洋美術史』
- 『東京藝大で教わる西洋美術の見かた 基礎から身につく「大人の教養」』
それぞれの本に違った切り口の面白さがあります。
もし迷ったら、ベストセラーの『13歳からのアート思考』をAudibleの無料体験で聴いてみるところから始めてみてはいかがでしょうか?
ハードルが高いと思われがちなアートの世界を、少しでも身近なものとして楽しんでいただければ幸いです。
お読みいただきありがとうございました。


